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システム紹介:コードレイヤード

コードレイヤード システム紹介

今回紹介するシステムは,『コードレイヤード』です.

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TRPGの制作会社,F.E.A.Rさんが出しているシステムの一つで,簡単に言うと,

『荒廃した世界で過去の英霊と共に戦う』システムです.

 

もっと端的に言ってしまえば,GODEATERの世界観でFateごっこするシステムです.

 

世界観:

コードレイヤードの舞台となるのは,現代よりも100年ほど未来の世界です.

人類が制作した超高度AI『バベル』が,この星に人類は不要であると判断し人類に対して宣戦布告,人類VS機械の戦争が始まります.

国家の枠組みは消失し,都市のほとんどが廃墟となったものの,10年に渡る戦いの末になんとかバベルの機能を停止させ,人類は戦争にひとまず勝利します.

しかし,未だにバベルの遺した自律戦闘機械や人造人間は地上にはびこっており,人類は堅牢な壁を持つ都市クレイドルにこもって生活してます.

そんな中,バベルの使徒が徘徊する荒野に挑み,危険を排除して人類の居住可能領域を拡大するため戦っている戦士が,レイヤードと呼ばれる存在です.

PCは,このレイヤードとなってバベルの使徒(ベクター)と戦うことになります.

 

レイヤード:

レイヤードとは,コードと呼ばれるプログラムを用いて特殊な力を操る人間のことを指します.

コードとは,バベルが戦闘兵器を自律制御するために開発した仮想精神プログラムで,過去の英雄や想像上の怪物をモデルにしています.

例えば,宮本武蔵卑弥呼ケルベロスなどです.

モデルとなった存在の持つ力と人格を模しており,コードを扱うことでその力を行使することが出来ます.

現在は人間もコードを利用できるようになっており,レイヤードは自分の意思とコードを共鳴させることで,コードをレイヤー(武装)として具現化し,様々な超常的な現象を引き起こすことが出来ます.

 

レイヤードは,基本的にレギオンという組織に所属しています.

レギオンは,レイヤードを管理する組織で,世界中に点在しているクレイドルにそれぞれ支部を持っています.適性のある人間にコードを与えてレイヤードとして覚醒させたりする他,各地にレイヤードを派遣してベクター退治や人命救助,未踏破地域の探索などの任務をこなしています.ダブルクロスで言うところのUGNのようなものです.

 

コードをどの様に発現するかはレイヤードによって千差万別ですが,現在は以下の8種類のクラスに大別されています.

 

アームズ:レイヤーを武器として実体化して戦うクラスです.例えば,宮本武蔵のコードを二振りの日本刀として具現化して戦う,等が行えます.

ヴェール:レイヤーを防具や装飾品として実体化するクラスです.例えば,ドラキュラの力をもつマントを具現化する,等が行えます.

センチネル:コードそのものの姿を自律型のユニットとして実体化して戦うクラスです.例えば,ケルベロスを具現化して共に戦う等が行えます.ペルソナシリーズをイメージするのが一番分かりやすいと思います.

マージ:コードの力と一体化し,自身の肉体でコードの力を行使して戦うクラスです.例えば,巨人タイタンの力を身に宿して剛力を身に付ける,等が行えます.

シャドウ:コードを影や炎等の不定形のものとして実体化するクラスです.例えば,ドラゴンの炎を発現し,自分に纏わせる,等が行えます.

----↓ここから追加サプリメントで追加されたクラス----

リベレーター:バベルによって人類を滅ぼすために作られた人造人間,エンフォーサーが改心してレイヤードとなったクラスです.他のレイヤードとは違い,コードを宿した状態で生まれ,様々な力を行使することが出来ます.

レガリア:バベルによって作成された,意思を持つ道具です.しゃべる剣,しゃべる鎧のようなキャラクターで,他のレイヤードに装備してもらったり,力を持たない一般人に自分を使わせることで戦います.

インテレクト:人間ではなく,動物がコードに適合した結果,一定の知性を獲得したクラスです.

 

キャラ作成:

PCはレイヤードとなる訳ですが,どのようなレイヤードとなるかは3つのスタイルクラス,および8つのレイヤークラスから一つずつ選択することで決まります.

スタイルクラスは,単体攻撃特化のブレイカー,範囲攻撃やカバーリング等のダメージコントールに長けたチェッカー,味方の支援に長けたサポーターの3種です.

 

スタイルクラスから1つ,上記のレイヤークラスから1つ選んだら,自分の宿すコードを選択します.コードは,数十種類用意されており,宮本武蔵卑弥呼等の過去の偉人,シャーロックホームズ等の創作上の人物,ドラゴンやケルベロス等想像上の怪物等がいます.コードには能力値の他,そのコードの特徴を表す特技が設定されています.

 

スタイルクラス,レイヤークラス,コードを選択したら,複数の技能,自由取得特技を選択して習得し,キャラ作成が完了します.

 

特徴:

コードレイヤードは,基本的にダブルクロス等と同様にシーン制で進行します.

シーン制とは,オープニング,ミドルフェイズ1,ミドルフェイズ2…といった形で話が一区切り着くごとに一旦シーンを切って場面を転換させていく,というのを繰り返していく進め方のことを指します.

 

その時その時のシーンに自分のキャラを登場させるかどうかは,基本プレイヤーの自由です.(もちろんシナリオの都合で絶対でなければいけないシーンや,逆に出ることが出来ないシーンもあります.そこはGM次第です)

 

判定について:

このゲームで使用するダイスは10面ダイスです.

行為判定ごとに,達成値を出し,達成値が目標値以上なら成功となります.

達成値は,振った10面ダイスのうち,6以下の出目の個数となります.

例えば,10面ダイスを4個振って,「2,5,8,9」と出たら,達成値は2となります.

ただし,1の目が出た場合はクリティカルとして扱い,1の出目一つにつき達成値2として数えます.

例えば,10面ダイスを4つ振って,「1,3,7,9」と出たら,達成値は3となります.

 

プレイ感:

いわゆる,F.E.A.R系のデータ組みゲーで,ダブルクロスにかなり近いプレイ感になっています.世界観設定は違えど,基本的には,超能力者となって正義の組織に所属し,敵を倒すという流れは同じです.

 ダブルクロスをプレイ済の人ならすんなり入れると思います.

ダブルクロスを未プレイの方でも,やることが分かりやすいため,サンプルキャラ等を利用すれば非常に簡単に遊ぶことができます.

判定も慣れれば非常に分かりやすく,戸惑うことはないでしょう.

ダブルクロスにない要素としては,やはりコードを軸にしたキャラ作成です.

過去の偉人の逸話を模した力を使ったり,コードそのものを召喚してFateごっこしたりと色々遊べます.

 

長短所:

長所……

・コードを用いたFateごっこ,ペルソナごっこが出来る.

・振り切ってしまえばロールプレイもしやすく,シナリオ構造も複雑になりにくいので割と初心者向け

 

短所……

・キャラ作成時のデータ組みにそこそこ時間がかかる

・推理やとんちで場を切り抜けたりといった要素は少ない

F.E.A.Rゲーよろしく,戦闘システムが少々複雑

・比較的新しいシステムなので,サプリメントがまだ少ない(現在基本,上級のみ)

 

プレイした感じは,安定のF.E.A.Rゲーという感じでした.

最初はFateごっこに特化したシステムかと思っていましたが,以外とコードの取りうる形の幅が広く,様々なキャラを作ることが出来ます.

F.E.A.Rゲー入門としてもおすすめのシステムだと思います.

まだまだサプリが少ないので,もっと盛り上がって追加サプリが出てほしいです.